さて、前回に続き、私が研修をしていたウェストディーンガーデンをご紹介します。 4月下旬ころから寒いイギリスにも春がきます。羊たちのベビーシーズンもこの頃です。お母さん羊にちょこちょことついて歩く子羊はほんとうにかわいらしいですよ。この写真は4月20日に撮影したもので、ウェストディーンガーデンのとなりのカレッジにある放牧地です。青い空に新緑がきれいでしょ?
こんな青い青い空にマグノリア(もくれん)の白い花は良く映えます。もう本当にキレイ!!絶句。
この頃のガーデナーのメイン作業は、「雑草抜き」です。一年を通してのお庭づくりの作業でダントツトップがこの作業なのですが、これはほんとうに地道。ただ、日本とちょっと違うかなーと思うのは、しゃがみこんでひたすら抜くという雑草抜きではなく、「Hoe(ホー)」という雑草の地上部を切る道具で行うという点です。タンポポなど宿根性の雑草はもちろん抜きますが、一年以内にライフサイクルを繰り返す雑草は、早い段階で地上部を刈り取り、種ができるのを防止します。みなさんもこのやり方は応用できますよ。クワなどで地表面をゴリゴリと削るだけです。切り取られた雑草の地上部は枯れますので、そのままで大丈夫。こまめにこのゴリゴリをすれば、夏にババーンとはびこる雑草たちを予防できます♪
どんどん大きくなってゆく宿根草の新芽を見るのは本当に楽しいですよね。この季節がガーデナーにとって最高の時期です。しかし、あっという間にズドーンとでかくなって、雨が降ったらバターンと倒れてしまうのがデルフィニュウムなどの背高の植物たち。イギリスではこんな風に枝で支えを立てていましたよ。冬にとっておいたヘイゼルの枝を土にさして、折り込んで作ったもの。「自然」と「人工」をごちゃ混ぜにしないテクニックがほんとうにすごい。見習いたいものです。 さぁ、ガーデニングの季節ですよ。今年もいろいろ挑戦してみましょう!ガーデンは楽園です!!
5月15日 伊東